5、モンテネグロ・アルバニア
モンテネグロとアルバニアは1箇所ずつしか訪れていないため、まとめました。モンテネグロではコトルを、アルバニアではティラーナを訪れました。
1、コトル
こじんまりとした小さな港町です。急げば2時間で見て回ることも可能でしょう。のんびりとした雰囲気の街で、あちこちに猫がいます。
聖トリプン大聖堂や城壁、猫ミュージアムなどを訪れました。
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城壁は通常入場料を取られますが、無料で入る方法があります。
コトルからアルバニアのティラーナへは直通バスが出ています。8時と10時40分のバスがありました。(2018年10月現在)所要時間は6時間ほどです。国境でパスポートコントロールがありますが、スタンプは押されませんでした。
2、ティラーナ
ヨーロッパの最貧国と言われていますが、物価はあまり安くありません。首都ティラーナにはこれといった見どころはなく、スカンデルベク広場やアルバニアのピラミッドと呼ばれている建物を見ました。
ティラーナからメテオラまでは直通バスが出ています。いくつかバス会社がありますが、Star Travelというバス会社しか開いていませんでした。(2018年10月)11時発のバスで、かなり遠回りするため10時間ほどかかりました。ギリシャに入国する際のパスポートコントロールもかなり時間がかかります。バスにもよるとは思いますが、運転手が爆音のBGMをかけていてバス内で口論も発生したため、かなりうるさいです。突然謎の休憩をとったりすることがあるため注意したほうがよいです。
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6、ギリシャ
ギリシャではメテオラ、アテネ、テッサロニキを訪れました。ユーロ圏ですが、物価は安いです。
ストライキがあることが多いようです。実際にアテネでストライキがあり、観光地に全く入れないということがありました。木曜日にストライキをすることが多いようですが、事前にリサーチしていくことをおすすめします。
1、メテオラ
ハイキングコースのようになっているのはごく一部なので、行きはバス帰りは徒歩で周るといいかと思います。ゆっくり歩いても一日で見て回れます。
メテオラからアテネまでは電車で行くことが出来ます。24時間前までであればネットで予約出来ます。4、5時間かかりました。
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2、アテネ
アテネはアクロポリス周辺に観光地が集中しており、歩いて見て回ることが出来ます。オモニア駅の北側はスラム街が広がっているので、注意してください。急いで周れば1日で見て回れます。
アテネではパルテノン神殿や、アゴラ、ゼウス神殿、アクロポリス博物館、国立博物館、リカヴィトスの丘、、オリンピックスタジアムなどを訪れました。
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アテネからテッサロニキへは鉄道が安くておすすめです。所要時間は4、5時間ほどです。
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3、テッサロニキ
テッサロニキの駅は中心部から少し離れています。バスで移動出来ます。観光地は中心部にまとまっていて歩いて見て回れます。急げば半日でも主要なところは見れます。
アギオス・ディミトリオス教会、アギアソフィア聖堂、ホワイトタワ-、ロトンダなどを訪れました。
古代のロマンに触れる!テッサロニキ観光スポット8選 – skyticket 観光ガイド
小話ですが、夜の大学では警察が入れないのをいいことに麻薬の取引などが行われています。少々危ないので一人では行かないほうがよいです。
テッサロニキからイスタンブールまではバスでいけます。所要時間は7時間ほどでした。途中国境がありますが、サービスエリアのようになっていて快適です。
Bus line Thessaloniki - Istanbul
7、トルコ イスタンブール
トルコではイスタンブール、カッパドキア、コンヤ、パムッカレ、エフェソス、ブルサを訪れました。長いので2つに分けます。
トルコの物価は安く、バスによる交通網が発達していて旅行しやすいです。トルコのバスは電源、wifiも完備で、飛行機の機内サービスのように飲み物やお菓子が出てきます。ただし国内でもパスポートコントロールがあるので注意しましょう。
イスタンブールでは英語が通じることが多いですが、地方都市に行くとほぼ通じません。Google翻訳を用意していくことをおすすめします。
1、イスタンブール
イスタンブールの観光地はほぼ旧市街集中しています。旧市街のみであれば歩いて周ることも可能です。
イスタンブール内の移動はメトロやトラム、バスになります。イスタンブールカードというSuicaのようなカードが売っているので購入しましょう。2、3回で元がとれますし、券売機で簡単に購入出来ます。
アヤ・ソフィア近辺で日本人観光客をターゲットにした詐欺が横行しています。日本語で話かけてきても無視することをおすすします。被害にこそ合わなかったものの、実際僕もボッタクリバーに入ってしまいました。PASMOやホテルのカードキーといった小道具を見せられても信用してはいけません。
グランドバザール、エジプシャンバザール、スレイマニエモスク、アヤソフィア、スルタンアフメットモスク(ブルーモスク)、ガラタ塔、トプカプ宮殿、地下宮殿、国立考古学博物館、ヴァレンス水道橋、ディオクレティアヌスの城壁、コンスタンティノープル総主教座を訪れました。
文明の十字路イスタンブールを見尽くそう!お勧め観光スポット20選 – skyticket 観光ガイド
小話ですが、ガラタ塔に一緒に登ったカップルは一生添い遂げるが、一人で登ると一生恋人が出来ないという逸話があるそうです。一人で登ったあとにこの話を聞きました 笑
イスタンブールからカッパドキアまでは、バスや飛行機で移動できます。時期によるとは思いますが、飛行機は5日前に予約して17ユーロでした。ただし日本の成田のように離れた空港出発なので少々面倒です。タクシム広場からバスが出ています。
8、トルコ カッパドキア、コンヤ
1、カッパドキア
カイセリ空港からは一時間かからないほどで、カッパドキアの中心であるギョレメに着きます。
【トルコ】カイセリ空港からカッパドキアへの行き方 | 「子育て」と「仕事」の両立を目指す男のブログ
カッパドキアではウチヒサル城やラクダ岩、カイマクル地下都市などを訪れました。
グリーンツアーやレッドツアーと呼ばれるツアーがありますが、自力で大部分を回れるので無理に参加する必要はないと思います。
私は自転車でレッドツアーの部分とグリーンツアーの一部を巡り、バスでカイマクリ地下都市に行きました。
自転車での走行距離は35キロほどです。アップダウンが激しいですが、夏や冬でなければ難なく回れる距離です。ただし画鋲のような針を持つ種があちこちにあり何度もパンクしたため8キロほど歩くハメになりました。秋は自転車ではなく、バイクを借りた方が良いと思います。
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バスはまずギョレメのオトガル(バスターミナル)からNevsehir行きのバスに乗り、20分ほどでNevsehirに着きます。そこで乗りかえてカイマクル行きもしくはデリンクユ行きのバスに乗ります。こちらも20分ほど。ギョレメNevsehir間、Nevsehirカイマクル間のバスは30分に一本出ています。デリンクユにも地下都市があるので、デリンクユ行きのバスに乗った場合はデリンクユに行ってもいいでしょう。
カッパドキアといえば気球です。とても高いですがその価値はあったと思います。自分はリサーチ不足で宿経由で申し込みましたが、ツアー会社経由が一番安いようです。
【カッパドキア 気球ツアー】おすすめの気球会社から料金相場まで徹底解説 | Amazing TRIP
世界遺産カッパドキア 熱気球 朝日鑑賞ツアー 軽食&シャンパン付き<英語/ホテル送迎付き/カッパドキア発> | トルコ(トルコ)旅行の観光・オプショナルツアー予約 VELTRA
カッパドキアからコンヤまでは、バスで行きました。ネット上にあまり情報はないですが、かなり本数はあるので心配しなくて良いです。ギョレメのオトガルにバス会社がたくさんあり、表に時刻表を出しています。所要時間は4時間半ほどです。
2、コンヤ
コンヤのオトガルは市街地から10キロほど離れています。ドルムシュという乗り合いバスに乗って市街地に行くことが出来ますが、場所の案内はありません。聞いてまわればすぐに見つかると思います。
コンヤの見どころはあまり多くなく、メブラーナ博物館しか訪れていません。敬虔なイスラム教徒が多い都市でした。
コンヤで行くべき人気のおすすめ観光スポット7選!外さない定番はここ!|TapTrip
コンヤからパムッカレまでもデニズリ経由でバスで行きました。2時間に一本ぐらいはバスが出ています。所要時間はデニズリまで7時間、デニズリからパムッカレは30分ほどです。デニズリからパムッカレもドルムシュになります。ドルムシュ乗り場はデニズリのオトガルの地下にあるので、注意してください。
9、トルコ パムッカレ、エフェソス、ブルサ
1、パムッカレ
パムッカレの見どころは石灰棚とヒエラポリスです。中心部から徒歩で十分に観光出来ます。半日もあれば見て回ることが出来ると思います。
水が張っていなことが多いため、がっかり観光地と言われることがありますが、私が行ったときは水量が多くとてもきれいで満足しました。
エフェソスの観光拠点となるセルチュクへはバスで行きました。デニズリ経由で、デニズリからは3時間ほどです。すべてのバス会社を確認していないのでわからないのですが、3時間に一本は出ているとは思います。
2、エフェソス(セルチュク)
セルチュクのオトガルから中心地はすぐです。
エフェソスの古代遺跡やアルテミス神殿、ヨハネ騎士団の砦を訪れました。半日もあれば回れると思います。
エフェソスへは中心地から歩いて4キロほどです。歩いていけますがオトガルから30分に一本バスが出ています。
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セルチュクからブルサまでもバスで行きました。所要時間は6時間ほどです。朝昼夜にそれぞれバスがありました。
3、ブルサ
ブルサのオトガルは市街地から離れています。市営バスに乗って市街地に行けます。どのバスがどこに行くかわからないので、地元の人に聞くことをおすすめします。
ブルサではウル・ジャーミィー、イェシェル・テュルベ、コザ・ハンを訪れました。3時間ほどで歩いて見て回れます。
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ブルサからイスタンブールへは船で行きました。少々面倒で高いのでバスでいいと思います。船での所要時間は1時間半ほどで、バスより早いです。ただし港まで行くのに一時間ほどかかります。
カウチサーフィンのすすめ
今回の旅行ではカウチサーフィンを何度か利用しました。名前すら聞いたことがないという方も多いと思いますが、欧米の若い人の間では有名だそうです。
Meet and Stay with Locals All Over the World | Couchsurfing
1、カウチサーフィンの概要
カウチサーフィンは旅行者が現地の人に無償で家に泊めてもらう、あるいは現地の人が無償で旅行者を泊めるサービスです。
登録・利用は無料で、泊めてもらう以外にも現地の人と会ったり、同じ場所を良好している旅行者を探すサービスもあります。
2、利用してみての感想
自分が恥ずかしくなるくらい善意に満ち溢れた方ばかりでした。ご飯を作ってくれたり、地元の人しか知らないローカルな観光地を教えてくれたり、車で一緒に観光地を回ったり、公園でのんびりくつろいだり数えきれないぐらいお世話になりました。
自分の拙い英語力に合わせてわかりやすい英語で話してくださったので、楽しく会話出来ました。現地の人と交流することで、訪れた国の文化への理解が深まった気がします。
また帰国してからもロシア人の方を案内しました。実家ぐらしのため家に泊めることは出来ず、時間の都合上夜ご飯だけご一緒させていただいたのですが、たくさんお土産をいただき、ロシアの話を色々伺えました。
単純に宿泊費を浮かせたい、英語の練習をしたい、現地の人と交流したいといったどんな理由でも良いので、まずは使ってみることをおすすめします。
日本人の利用者が少なく、イスタンブールのような人気の観光地でも数ヶ月に一回しか日本人のカウチサーフィン利用者が来ないと言っていました。海外の日本に興味を持っている人のためにも、利用をおすすめします。
3、使い方のコツ
日程と場所を選び検索すると、ゲスト側の検索であれば泊められる人、ホスト側であれば泊まりたい旅行者が表示され、メッセージを送ることが出来ます。これが一番オーソドックスな使い方です。
この使い方をする場合は、キーワードに”Japan”や”Japanese”などと入れて検索することをおすすめします。日本に興味を持っている人の方が泊めてくれる可能性も高く、また会ってからの会話も円滑に進みます。
またプロフィールをしっかり読んでから、なぜその人にしたのかという理由も含めて送った方がよいです。そういう意味で日本に興味ある人に送った方が理由付けはしやすいです。中にはプロフィールを読んだことを確認するために、キーワードを設定している人もいます。
私がおすすめしたいのは、日程と場所を事前に登録しておくやり方です。create tripという項目から登録出来ます。日程が決まっていない場合は備考欄に未定と書いておきましょう。
そうすると目にした現地の人がメッセージを送れるようになります。プロフィールには書いていなくても日本に興味がある人がメッセージを送ってくることがあり、ホスト探しが楽になります。都市にもよりますが、イスタンブールのような大規模な都市では15件ほどメッセージが来ました。
4、カウチサーフィンは危なくないのか
無償で泊めるということの性質上、犯罪を恐れる人もいると思います。その考えはもっともだと思いますし、私も最初は怖かったです。ですが私自身は無事に利用することが出来ました。
ただ危ない目にあった人がいるのも事実です。イスタンブールで会った人の友人の女性は日本でカウチサーフィンを利用した際、ホストの男性が寝込みを襲おうとしてきたと言っていました。女性の方は男性の方と比べて力の強さの都合上リスクが大きいので、より注意したほうがよいと思います。
注意するポイントとしては、まず第一にレビューがあります。カウチサーフィンにはレビュー機能があるのでレビューの数や内容をもとに、判断するのが良いかと思います。ただしカウチサーフィンはゲストが先にレビューをして、それを確認したあとでホストがレビューをするという仕組みになっています。そのため悪いレビューを書かれたくないゲストは良いレビューを書かざるを得ないという欠点があります。レビューがあまりに簡素な場合は注意したほうがよいです。
第二にプロフィールをきちんと書いているかも確認したほうがよいです。あまりにも簡素な場合は目的がわからないため避けていました。逆に言えば自分のプロフィールもしっかり書いたほうが良いです。
第三に女性の方が男性の家に泊まる場合などは、カップルもしくはカップルで写真をあげているホストのところに泊まるのをおすすめします。カウチサーフィンをカップルで利用している人も多く、実際テッサロニキで泊めていただいたホストもそうでした。カップルであれば、性犯罪のリスクは抑えられると思います。
ヒッチハイク(国内)
ブログの趣旨からは外れますが、以前国内でヒッチハイクをした際に情報収集に困ることがあったのでまとめておきます。
①目立つ
当たり前ですが、目立つ場所で目立つようにしなければ意味がありません。ケチらずマジックを買いましょう
②清潔感を出す
普通の格好をしていれば大丈夫です。髪がぼさぼさとか奇抜な格好をするとかはやめましょう。
③荷物は少なめに
街歩きに使うようなサイズであれば問題ないです。キャリーバッグや大きなリュックは場所をとり迷惑にもなりますし、乗せてもらいづらくなります。
④目的地は近めに書く
例えば広島で東京方面と書くと、大阪や名古屋に行く人も躊躇してしまいます。また見ず知らずの人を長距離乗せるのは、乗せる側にとっても勇気のいることなので、目的地を近めに設定しましょう。となりの主要都市が目安です。例えば名古屋なら浜松もしくは静岡。
⑤車を停めやすい場所で
車が停めやすい場所がおすすめです。一般道だとコンビニのそばや、道が広くなっているところ、高速だとSAやPAの出口の手前です。
⑥他の人の迷惑にならないように
他の人が歩く場所や建物の中では迷惑になるのでやめましょう。
⑦20分経っても駄目なら考える
車が普通に流れているところで、立っていて捕まらないならば、それは何かしら問題があります。立つ場所や、目的地などを考え直しましょう。
⑧感謝を忘れずに
乗せてもらうのは当たり前のことではありません。感謝の気持ちをしっかりと述べましょう。寝たり横柄に振る舞ったりは当然NGです。
個人的な経験ですが、乗せてくださる方は、ファミリー>同年代>おじさんの順に多かったです。ヒッチハイクといえばトラックのイメージですが、社内規定によって禁止している会社が多いです。
高速道路ではパーキングエリアより、サービスエリアの方が交通量が多くおすすめです。
広島では東雲インターの手前、大阪では吹田SA、名古屋では刈谷SA、東京では用賀インターもしくは海老名SAが高速に乗る場所としておすすめです。